印材としての白檀、黒檀

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白檀と言えば、香木として、まずはその甘く爽やかな香りを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
白檀の原産国はインドになります。ただし、これにはジャワ島との異説もあるようです。

現在の産出国としてはインドやインドネシア、オーストラリアなど太平洋諸島が有名です。
押印するたび、高貴で優美な香りが漂う素晴らしい印材ですが、 人工での栽培が大変難しく、インド政府では伐採制限や輸出規制がかけられているほどです。 入手するのは年々難しくなっていっている状況にあります。

白檀は、熱を加えることなく十分な香りを漂わせる香木なので、 仏像や数珠、扇子や匂い袋の香料などにも利用されています。 実は線香の原料にも用いられていることをご存知でしょうか。
長く使い続けるためには、捺印のあと、こまめに印面を拭うのがコツ。 朱肉には油分が含まれているので、長年使うとそれが印材に染み込み、枠などがもろくなりがちだからです。

黒檀も印材として人気です。 材質は密で重く堅く、耐久性に富んでいます。朽ちることが無いと言われているくらいで、 半永久的な耐久性を持った強い印材。
特徴は艶を帯びた黒色にはもともと油分が含まれているので、使えば使うほどに味が出てきます。 印材以外にも高級建築材や高級家具材、楽器などに適していて、古くから珍重されています。 この黒檀も、白檀と同じく使用後は印面の朱肉をきれいに拭き取ることが長持ちさせるためには大切。

この白黒の印材は色で見分けをしやすいため、銀行印を複数本持つときなどに揃えると便利です。

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